| 劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【完全生産限定版】 |
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定価:¥ 7,875 (税込み) メーカー:アニプレックス リリース:2008-05-21
ユーズド価格:¥ 6,900~ (税込み)
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レビュー そもそも原作小説・上下巻約850ページ(ノベルス版)を、全七章完全映画化というプロジェクト自体が挑戦的。そりゃ、奈須きのこファン、原作ファンだったら、追いかけるでしょ。実際、劇場公開されると会場は連日満員、公開館を拡大するという人気ぶり。これが『空の境界』のパワーなのだろう。あらゆるものの死を視る「魔眼」を持つ少女と、空を浮遊する能力を持つ少女の戦いを描く、全七章の第一章目。何よりも気になるのが主人公の黒桐とヒロインの式のやきもきさせるビミョーな関係。黒桐が買ってきたアイスクリームを無視しておいて、黒桐がいなくなってから、ひとりで不器用に食べる式。そのせつないシーンが胸に突き刺さる。バトルシーンだけでなく、ささやかなラブストーリーとしても楽しめるはず。ただし、注意してほしいのは、本シリーズは原作の順番通りになっているため、時系列順ではない。時系列的には、全体の4番目の物語となる。(志田英邦) |
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ユーザーレビュー 映像化による利点・欠点 (2008-08-05)
全体としては、期待していたより、よくもなく、悪くもなく。まあこんなもんかという感じだった。まず、アニメ化としての出来、言い換えればアニメ自体の出来について。よいと思う。作画、キャラクターの動き、背景、アクションなどとくに不満はない。しいて言えば、もともと50分という短い時間であるにもかかわらず、冗長な説明をする必要のためにその間をもたせるのに一枚絵を頻繁に使っており、手抜きとも思える部分がいくつかあったことが不満である。しかし、いかにヌルヌル動くか≠アニメの出来である点を考えれば、評価は一気に下がる。欠点その一。私にとって、原作は全体を通して見れば嫌いである。が、俯瞰風景の最後の「君は××なんだから」という叙述トリックとでもいうべき部分には少なからず驚かされ、面白いと思えた。ゆえに、その驚きが映像化によってまったく損なわれてしまったことは非常に残念である。初見の人でも別にあのセリフにどんな意味があったかなどと特に感慨を抱くことはできないつくりにならざるを得ないと思われる。欠点その二。原作未読でも楽しめるという人もいるが、それはさすがに無理だと思う。あまりにも日常の言葉、思考とはかけ離れたやりとりや、起承転結のあいまいな展開には、あきらかに一見様お断りを意識して作ってあることが透けて見える。作中の幹也のセリフ「話が見えないんですが・・・」というセリフに共感した人は少なくないように想像される。欠点その三。高価であるということ。商法自体の問題であり、作品自体の評価とは異なるが・・・利点。音楽がよい。動きがよい。なんというか、よくも悪くも原作好き、奈須きのこ好き、TYPE-MOON好きという人向けのアニメ化だなあと。絶対に一般向け、大人向けとかではない。当然だが。 |
原作抜きでも楽しめる作品 (2008-07-20)
原作を知らない人でも十分その世界観に浸れる。躍動感溢れるアクションパートと静かに進むトークパートのメリハリも十分といえる。それは美しい映像とそれに負けないだけの音楽を備えているからである。丁寧な作りの為だからこそ最後まで飽きずに見ることができる作品だ。上質な大人向けのアニメ、そういえる数少ない一作だろう。しかしながらそういう志向がある分、暴力表現に嫌悪感を抱く方には奨められない。また前述の通り音楽も重要な要素なのである。そのため、ある程度音響設備が整っていないとやや味気ない印象になってしまう。ヘッドフォンを用いるとだいぶましになるので参考までに。Victor [HP-RX500] インドア用密閉型ステレオヘッドホン |
良作ですが・・・ (2008-07-14)
映像化するのは難しい作品なんだと思います。小説は文字だけなので、表現の仕方で読者を騙せるというか、気づかせないトリックが使える部分があるのですが、映像にされるとはっきりわかっちゃうというか・・・例えば、主人公の性別も原作の「俯瞰風景」では最初明確にされてなくて、最後にあっそうなの?という驚きがあったんです。文字だけだからこそ、できる手法ですよね。 |